「分裂」で誕生。ビットコインゴールドは問題アリ!?
リプレイプロテクションは実装されるか。 仮想通貨投資入門⑤
ビットコインゴールド(BTG)の注意事項
大きな問題として、「リプレイプロテクション」の問題があります。
10月20日の時点で、まだリプレイプロテクションの技術者を募集していて、このリプレイプロテクションが実装されなければ、今後大きな問題となる可能性があります。
ここで、リプレイプロテクションについてお話しておきます。
通貨が分裂した場合、今まで1つのものが2つに分かれるのですが、このリプレイプロテクションがついていないと、片側の1つを送っただけなのに2つとも送信されてしまう可能性があります。
既にハードフォークは終わっていますので、もし今ビットコインを送信するともしかしたら、ビットコインゴールドも一緒に送信してしまう可能性があるということです。
もちろん、ビットコインゴールドだけなら市場価値はビットコインに比べると低いのでまだいいのですが、ビットコインゴールドを送ったつもりがビットコインも同時に送信されてしまうと損害は大きくなります。
もしリプレイプロテクションがついていないと、ビットコインゴールドで支払いを請求しておいて、ビットコインゴールドを送信させて、同時に送信されてしまうビットコインを盗もうとする詐偽が横行する可能性が高いので、くれぐれもリプレイプロテクションが発表されるまでは送信は控えてください。
リプレイプロテクションがついているかどうかは、日本の取引所のビットフライヤーが「リプレイプロテクションや恒久的な安全性が確認できれば、配布と取り扱いを行う」と発表していますので、そちらで確認しましょう。